彼女のチャレンジは「お姉ちゃんとケンカをしないこと」
チャレンジに取り組む前は、毎日のようにお姉ちゃんと見たいテレビ番組などでケンカをしていたそう。
ケンカになりかけると言い盗してしまいそうにな品ともあったそうですが、そんな時は、一時停止ボタンを押して、お姉ちゃんの気持ちを考えるように頑張ったそうです。
時には言いたいことが言えないイライラが溜まってしまい、お母さんに話を聞いてもらうこともあったよう。
しかし、そうした努力の結果、毎日していたケンカは数か月に一度に激減。
ケンカをしなくなると、幸せな空気になり、幸せな気持ちでいられることにも気づいたチャレンジさん。
このチャレンジを通して、相手のことを「こうに違いない」と決めつけてしまっていることがあるので、相手のことを理解することが大事だと気付いた」と発表をしてくれました。
自分の決めたチャレンジに一生懸命に向き合う彼女の姿勢が高く評価されました。

高校1年生の男子4人でチャレンジしたのは「全員初心者で4ピースバンドを結成し文化祭で1曲披露する」こと。
全寮制の高校で出会った4人はそれぞれ、中学校の時、不登校の経験をもっていました。そんな彼らにとって、人前で演奏をするということは、大きなチャレンジでした。
その上、文化祭の演奏までに様々な壁が立ちふさがります。
楽器の調達に、全員で練習できる場所の確保、練習時間の確保・・。しかも、文化祭のリハーサルのスケジュールを読間違えるというハプニングも。
そういった様々な壁に対して、彼らはいろいろな知恵と工夫で乗り越えていくのです。
チャレンジする前は「できなさそうなことはやらない」という考えだった彼ら。しかし、チャレンジを通して「できなさそうに思えても、全力で取り組み、できるようにする！」という考えに変わっていきました。多くのトラブルを乗り越えてみんなの前で披露するという目標を達成した、彼らのチームワークや目標達成への強い想いが高く評価されました。

日本のことについてあまり知らない外国の若者に日本のことを知ってほしい。
そこで、自分自身と若者たちが興味がある「ファッション」を通して、日本を知ってもらうことに挑戦します。
彼女が目指したのは、完全日本製のTシャツを作って、海外の若者に届けること。
アンケートフォームを使って海外の方たちにどのようなファッションが好きかをアンケートし、クラウドファンディングを使って、制作代にあてる資金を調達。
日本をイメージさせるイラストをデザインしたTシャツを制作。
7か国の方々に、Tシャツを届けることができました。
「たった一分でやってみようと考えたことが一ヶ月間の試練となり、私の一生を変えた」という彼女の言葉。夢への一歩を踏み出したチャレンジが高く評価されました。

彼女のチャレンジは、「中学校時代に不登校になってしまった経験から学んだこと」を発信すること。
高校に入り不登校は克服しましたが、日本全国に同じように不登校になってしまっている生徒が多く存在することを知り、
・自分の経験を発信し、同じ悩みを抱える人の役に立ちたい
・参加者の声を聴くことで、自分の視野を広げ成長したい
との想いから、不登校に悩む親子を対象にした「みんなでおしゃべり会」を企画しました。
企画、会場確保、チラシ作成、告知活動など全て自分自身で実施し、事前にコーチングの勉強まで行い、3回座談会を開催しました。
その結果、参加者の方々のアンケートでは、多くの賞賛の声をいただくことができました。
自分自身の過去の悩みと向き合い発信したこと、他者の悩みを解決しようとする姿勢、実際の会を成功させている実行力などが高く評価されました。